以前Pixel 7aを買った話をした。
同時期にPixel Tabletも買ってしばらく使ったので思ったことを書く。
大きさ
片手で持つのには少し大きいくらいの大きさ。
重さ
カバー無しの裸の状態で持つと結構軽く感じる。
処理能力
CPUはPixel 7aと同じ。
ディスプレイの解像度が
Pixel 7aは1080x2400(=2592000)
Pixel Tabletは2560x1600(=4096000)
とPixel Tabletの方が描画領域が大きいため、Pixel 7aとPixel Tabletで同じことをした時にPixel Tabletの方が負荷が高くなると考えられる。
おそらくこのことを考慮してPixel Tabletのディスプレイは最大60Hzに制限されていると考えられる。(Pixel 7aは最大90Hz)
生体認証
指紋のみ。
電源ボタンが指紋センサになっている。
反応は良い。
Pixel 7aには顔認証が付いているが、Pixel Tabletには顔認証がついていないのは残念。
ネットワーク関連
Pixel 7aではWi-Fiの接続に問題があったが、Pixel Tabletでは遭遇していない。
Pixel 7aの問題はおそらくモバイル回線との兼ね合いによる不具合なのだろう。
アップデート期間
Pixel Tabletも5年間セキュリティアップデートが提供される。
対抗製品
タブレット端末を買おうとしている時に類似製品を見比べると思う。
Pixel TabletをiPad Proと比べている人をちょくちょく見かけるが、それは間違い。
画面サイズ、値段、処理能力的にiPad(第10世代)の対抗製品として発売されていると考えるのが無難。
つまり 、そこそこの値段・そこそこの大きさ・そこそこの処理能力の端末であると思って購入すべき。
ランチャーアプリ
スマートフォンではMicrosoft Launcherを使っている。
Pixel Tabletにもインストールして使ってみたが、問題があった。
元々Microsoft Launcherは画面分割の操作に問題があったが、Pixel Tabletは画面が大きいため、画面分割をしたくなる機会が多くなる。
Microsoft Launcherでは画面分割選択でインストールされているアプリ一覧から選べない。もどかしい。
また、アプリの切り替え(?)画面(3ボタンナビゲーションの右の四角を押した時のあの画面)では規定になっているランチャーに関わらずPixel Launcherのドックが表示されるようだ。
ランチャーは変更せずPixel Launcherを使うのが無難なようだ。
ケース
Pixel Tabletを購入した後、Googleストアで使えるクーポンをたしか13000円くらい貰えたため公式のケースを購入した。
ケースを付けて持つと、明らかに重い。
実質ただで貰えたので良しとするが、購入を考えている人は本体とケースの重さを確認してから購入した方が良い。
質感やスタンドの強度は良い。
スタンド
スタンドに接続して充電すると、良い感じにバッテリーを気遣った充電ができるらしい。
また、良い感じの音がスタンドからなるようになる。
個人的には、まぁあっても良いかなと感じた。
ベゼル
発売前にネットの評価でベゼルが太いと評価している人を結構見かけたが、普通の太さだと思う。
たしかに最近のスマートフォンに比べたら太いが、iPadも同じくらい太い。
これはタブレットを両手でしっかり握った時に誤動作しないようにあえてベゼルを太めにしていると考えられる。
ちなみにPixel Tabletのベゼルは、体格差もあるとは思うが、親指の幅の50~60%くらい。
最後に
スタンド分の金額を許せるかどうかで評価が分かれると思う。
個人的には、今回は良しとするが次は買わないかなと思った。
大きい画面で文章を読んだり、動画視聴やゲームができることは良いが、管理するデバイスが増えることの手間を考えるとスマートフォンだけで良いかなと思ってしまう。
話は変わるが、2024年からフォルダブル端末が値崩れしてくるらしい。(10万円台？)
今回買った合計金額は
Pixel 7a(62700円)+Pixel Tablet(79800円)=142500円
ということを考えると、15万円以下であれば、フォルダブル端末にしても良いのかもしれない。
Pixel 7aもPixel Tabletも3~5年は使うので、その頃には折り畳み部分の強度の問題も改善されているだろう。
そうなったら、スマートフォン+タブレットではなくフォルダブルスマートフォン1つに乗り換えようと思う。
