Fitbit Versa 3を5年ほど使っていたが、いきなり再起動し始めることが多くなったので買い替えた。
FitbitやAmazfitを検討していたが、たまたまセールで2万円台になっていたのでTicWatchにしてみた。
しばらく使ってみたのでレビューを書く。
他と比べて特殊な機能があるのと、はじめてのwear osだったので、買うまでよくわからなかったことを中心に書いていく。
1. 本体
1.1. サイズ
Fitbit Versa 3と比べると大きい。
重さもずっしりしている。
ここに関してはちょっと失敗したなと後悔している。
1.2. ベルト
柔らかく、かなり手触りが良い。
色が好みじゃなかったから付け替えたけど…
1.3. 画面
Fitbit versa 3と比べてめっちゃきれい。
そのせいでバッテリー消費が多いのだけれど…
2. バッテリー持ち
他のwear os搭載のスマートウォッチとは単純に比べられない部分。
まず、ディスプレイが他とぜんぜん違う。
有機ELの上にデジタル時計みたいな表示ができるディスプレイが重なっている。
デジタル時計の方のディスプレイは超低電力ディスプレイとなっていて、ほとんどバッテリーを消費しない。
チープカシオみたいな感じ。
不要なときに有機ELの方はオフにしてデジタル時計の方のみを表示することでバッテリー消費を抑えるようになっている。
有機ELがオンのときは超低電力ディスプレイは透明になって見えなくなる。
2種類の画面の他に2種類の電源モードがある。
スマートモード(=通常モード)とエッセンシャルモード(=省電力モード)だ。
スマートモードは普通にwear osを起動しているモード。
エッセンシャルモードはwear osをシャットダウンして、一部のセンサーと超低電力ディスプレイだけを使うモード。
TicWatch Pro 5 シリーズ(pro 5, pro 5 enduro, atlasの3つ)はこの2つのモードを良い感じに切り替えることで長時間のバッテリー寿命を実現している。
公式サイトには「Up to 90 hours Smart Mode」とあるが、常時スマートモードだと多分90時間も行けなくて、睡眠時=画面を使わないときはエッセンシャルモードにすることでバッテリー消費を抑える前提になっている。
エッセンシャルモードだけにすると約45日もつのでずっとエッセンシャルモードで良いじゃんとか思うかもしれないが、エッセンシャルモードだとスマートフォンとBluetooth接続できなくなる。
そのため、センサーの情報を同期できなくなるのと、スマートフォンに来た通知がスマートウォッチに来なくなる。
高い金払って、スマートウォッチのメリット全部潰すことになる。
電池持ちだけほしいなら普通のデジタル腕時計買ったほうが安くて電池持ちも良いと思う。
モードを良い感じに切り替えると言ってきたが、具体的にどういう動きをするか説明する。
設定した時間以降に睡眠を検知すると、自動でエッセンシャルモードになり、設定した時間にスマートモードに戻るという動作をする。
この簡単な動作説明がどこにも書いてなくて、買うかどうかかなり悩んだ。
3. wear os
TicWatchだけの話ではなくなるが、買うまでよくわからなかった部分を書き残しておこうと思う。
3.1. 音とバイブレーション
androidスマートフォンと同様に通知音とアラーム音とバイブレーションするかどうかを個別に設定できる。
Fitbitだと通知=バイブレーションだったが、wear osだとデフォルトでは通知=音+バイブレーションなのでびっくりした。
アラームも音+バイブレーションになっている。
wear os使っている人がぜんぜんいなくて、アラームでバイブレーションするのかどうか全く分からないまま買ってみたが、ちゃんとバイブレーションしてくれた。
3.2. タイル画面
ホーム画面を横にスワイプするとタイル画面になる。
タイルとはandroidスマートフォンで言うアプリウィジェットのスマートウォッチ版。
アプリがタイル画面を実装している場合、タイル画面に表示設定することで簡単にアクセスできるようになる。
3.3. 管理アプリについて
wear osを使うにはスマートフォンにアプリをインストールする必要があるが、TicWatchを使うには「Mobvoi Health」が必要になる。
「Wear OS by Google スマートウォッチ」ではない。
両方インストールすると衝突してるから消せとエラーが出る。
多分Mobvoi Healthの中身にWear OSアプリのコードが含まれている。
Healthと名前にあるが、フィットネストラッカー機能以外にも機能があり、BT接続や同期をこのアプリを通して行うようだ。
3.4. ウォッチフェイス開発について
TicWatchにはウォッチフェイス開発に使えるものが2つ存在する。
TimeShowとWatch Face Studio (WFS)だ。
TimeShowはTicWatchが自前で用意している開発&公開環境。
WFSはSamsungが開発した開発環境で公開先はPlay Storeになる。
作るだけならWFSのほうが便利だと思う。
自分で使う分にはサイドロードできるので無料でできる。
公開する場合、デベロッパー登録に$25かかるので、他にもアプリ開発やってないと高い。
TimeShowは見た感じ公開するのも無料だし、有料で公開できる。
他人にも使ってほしいならTimeShowで作るのが良いと思う。
4. さいごに
私は2万円台で買えたので、まあ良いかなと感じている。
というか、多分在庫処分で年中割引していると思う。
もし、割引されていない価格(=5万円くらい)で買おうとしているなら、TicWatchじゃなくてPixel Watch 4にしたほうが良いと思う。エッセンシャルモードとかなしで3日くらいバッテリーがもつらしい。
完全に上位互換。
また、atlasは転倒時に緊急通報できるが、この機能がいらないならPro 5 Enduroの方が良いと思う。
ちょっと安いし、本体サイズも少し小さい。
転倒することはない=そんなに運動しないということだから、Atlas程の強度はいらないだろう。
日常活動程度ならEnduroの強度で十分すぎると思う。